買ってしまいました。3台目。

厳密に言うと、2台目のLiteはHHKBの末席にも入れてもらえないこともあるくらいのやつ(そして現在廃盤)なので2台目といえば2台目。

HHKBを見てHappy Hacking Key Boardとわかる人はそれなりに多いとは思いますが、知らない人にはなんだそりゃ?はい、高いキーボードです。独自のメカニズムになっていて打ち心地がいいんです。そしてコンパクトなんです。

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作業場所を増やしたことによって、キーボードは慣れているHHKBがいいなあと思い、遂に某通販サイトのプライムなんちゃらセールで買っちゃいました。と言っても大した割引ではないのだが。

せっかく買うなら一番高いやつ、ということでProfessional Hybirid Type-Sっちゅうのにしました。

Type-Sってなんかクルマ好きには某H社の赤バッジを想起させる(あっちはR)感があり、まあきっとそれを狙ってネーミングしたんでしょうけどね。

SってなんかSuperiorなイメージですけど、SpeedとSilentのSなんですって。

実際打ってみるとかなり静かです。外に持ち出すならきっとこっちですね。持ち出さないけど、たぶん。

家で使うなら無印版のやつの方が打ってる感じがして好きかも。慣れの問題だけど。

Cherry社のスイッチとかもわざわざカチカチ音がするやつありますからね。あれをカフェの隣で使われたら嫌だろうなあ。

打ち心地等はもう出まくってるので今更書きませんが(良いに決まってる。じゃないとこんな高いキーボード誰も買わん)、なんでまたこれ?というと一言で言うと慣れの問題です。配列とか、元々クセの強いキーボードなので慣れちゃうと他に行きにくいんですよ。しかも自分が使ってるやつはUS配列のやつで、MacbookとかもカスタムモデルでUS配列を購入しちゃってるので、通常のキーボードがそもそも使いづらい。US配列はいいよ!と聞いて軽い気持ちで始めたのですが、どっぷりハマるとそれなりにコストと不自由を伴うものだということがわかってきました。というのも、今どきのパソコンってノートパソコンがほとんどですよね。しかもキーボード部分も独立してなくて、筐体の一部がくり抜かれてキーがはまっている。そして日本で売ってるパソコンってほとんどJIS配列ばっかり。そうなるとBTOで購入するか海外から購入するしかない。なので選択肢が急に狭まっちゃうし、割高(というかセールとかで割安になるものはほとんどない)OSの言語は今やマルチリンガルで、購入した後に選べるので海外から買うことも可能ではあるのですが。今のプロジェクトで貸与されてるPCはもちろんJISなので使いにくいことこの上ない。なので外付けキーボードを検討することになる。持ち歩くには重い。HHKBとまではいかないものの、US配列キーボードを検討する。荷物が増える。とまあ色々なコスト増になるわけです。

そしてHHKB独特のショートカットに慣れたら、もう日常使いとしてはこれしか選択肢に入らなくなる。高い!とはいえ3.5万円は出せない金額じゃないので買ってしまう。依存度が高まる。という悪魔のサイクル。

じゃあオススメしないか?と言うとぶっちゃけおすすめです。現代のワーカーとしてはペンみたいなもんですから。万年筆とか高級ペンとか何万円もするでしょ。モンブランのマイスターシュテックとか10万以上するけど、誰も文句言わないじゃないですか?ある意味最高級品とも言えるHHKBが3.5万円はリーズナブルとも言えるかもしれません。一日に3時間以上キーボードを使う人であれば是非ご購入をおすすめします。

でもUS配列にするかどうかは上の文章を参考にして慎重に。