おふろCafeなるもの

週末がヒマだったのでバイクでぷらっと出かけました。
こういう時はどちら方面に行くのか、結構悩みます。
天気、気温、混雑度、距離、行ったことあるかどうか。

天気:雨だったらまず行きません。バイクの雨は地獄です。まあカッパとか着れば大丈夫っちゃ大丈夫なんでけど、バイクの場合、隅々まで汚れるので掃除がめんどくさいんですよ。しかも形状が凸凹してるので綺麗にするのが大変。なので途中で降ってしまう場合はともかく、最初から降ることがわかってる場合はその方面はパスです。

気温:バイクって気温の変化をモロに受けるんですよね。風を受けて走るので、気温が下がると体感温度は急激に下がります。でもそれに合わせた格好を最初からしていると暑い時は超暑い。なのである程度気温差のないところを選んで、装備を追加で持っていかなくていいところに。

混雑度:混んでいるとこは基本嫌なので行きません。でこれまたバイクの事情なんですけど、渋滞に巻き込まれた場合、発進、停止を繰り返すことになりますよね。そうするとバイクは足をついたり上げたりがめんどい。そしてそれ以上に辛いのがクラッチワーク。左手でずっとクラッチを切って、左足でギアをガチャガチャやるのでこれがしんどいんですわ。夏はあっついし。

距離:高速使えば多少遠くても大丈夫ですけど、まあ一日200キロくらいが限界ですかね。ストップアンドゴーがなければもっといけますけど都内から出るまでにどうしてもそういうところは通りますよね。ああ、田舎ぐらしはいいよなあ。

行ったことあるかどうか:ま、ない方が面白いですよね。

総合的に考えて、というか難がありそうなところをとにかく避けてどこかに行くという消極的な選び方をします。
今回もまさにその通りで東京から左ちょい斜め上くらいに行こうかということにして、もう夕方近くに出発だったので、あんまり遠すぎないところを目指して旅立ちました。

最初のプランでは足利に行こうかと思っていたのですが、道中の大宮バイパスの与野マックでiPadを見ながら情報収集していたところなんと足利で3年ぶりの大花火大会当日開催されるとの情報を偶然キャッチ。こらもう絶対あかんわ、っちゅうことで急遽行き先を変更。温泉でも入りたいなあ、と思って検索したら近場に「おふろcafe UTATANE」っちゅうのを発見。惹かれるじゃないですか、このネーミング。ページを見るとなんかオサレなスーパー銭湯というか健康ランドに漫画喫茶とインターネットカフェを合体したみたいな施設。急遽ターゲットをここに。でも、そこまでって15分くらいで着いちゃうんですよ。しかも人口の多い土地でこのコンセプトは混んでるんじゃね?っていう疑問も湧きますね。電話で聞いてみたらやっぱり混んでると。うーん。

じゃあこのおふろcafeの別店舗はないの?と思ったら、ありましたよ、熊谷に。その名も「おふろcafe ハレニワの湯」ちょうど1時間強くらいの所要時間だし、熊谷は行ったことなかったのでここに決定。でもハレニワってなんだ?ハワイっぽいぞ。

現地までは1時間15分くらい。途中Yahooカーナビがトチ狂って変な道を通ったけど(これたびたび発生。GPSのせいなのか、サーバーのエラーなのか、アプリのバグなのか。マジ勘弁して欲しい)まあスムーズに到着。駐車場の混雑具合からはほどほどの盛況ぶり。中に入ると先ず靴をロッカーに入れます。その鍵を預けることによってチェックインをして事後精算前の逃走防止を図るシステム。よく考えられてますな。

中はちょっとビックリなオープンスペース。人工芝にポッドバンカーみたいな凹みがあって、そこで寝てる人がいたり、そこそこなサイズのボルダリングウォールがある。オシャレなカフェもあったりで、「おお、これがおふろCafeね」って感じ。チェックインをすると、館内すべての会計で使えるリストバンドがもらえる。スパイラルのビヨンビヨンで腕につけられるやつ。あとここは nico and…とのコラボらしく、nico and…デザインの館内着を貸してくれる。なんかフードとかついててオサレなやつ。色も3色から選べる仕組み。気が利いてますな。
フロアは2つ。入口とラウンジみたいなのとお風呂は1階。マンガとレストランとその他レストスペースは2階。どっちも白基調のナチュラルなデザインでかなり広々しているのでゆったりと過ごせます。

肝心のお風呂ですが、イマドキの施設なだけにサウナが大きくて充実してます。ととのえる人が多いんですね。それ以外のお風呂は程々のサイズ。一応泡風呂とか露天もありますよ。もうちょっと広々してるといいんですけどね。ここがおふろカフェの所以か。つまりおふろメインでもなく、カフェも同じくらいのウエイトだぞ、と。それはそれでアリです。おふろ以外も結構な時間を過ごす訳ですからそこを含めてトータルの満足度を逆に上げようという弱みを強みに換える戦略ですな。

夜はゆっくり寝れたし、全体的な満足度は高かったです。
敢えての(改善可能な)注文を言うと
・部屋着の首あたりのタグがチクチクして痛いぞ。リラックスするウエアなのに意味ないじゃん
・ドリンクサービスは各種フレーバーウォーターとコーヒーのみ。コーヒーは自動のマシーンなんだけど、もうちっと頑張って欲しいなあ
・マンガ以外の雑誌等も、もうちょっとがんばりましょう

今度是非別の店舗にも行ってみたいです。